![](https://i0.wp.com/www.noblehero.jp/wp-content/uploads/2023/10/有料noteヤマハルータ―関連まとめ2.png?resize=1024%2C250&ssl=1)
NTTのフレッツVPNワイドに関することで、
「端末型払い出し」と「LAN型払い出し」というワードを見かけることがあると思います。
以下は、ヤマハ公式サイトの設定例が掲載されているページの抜粋ですが、
(LAN型払い出し)と(端末型払い出し)の設定例があることがわかります。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1699256828070-39H7rz0QhW.png?w=1256&ssl=1)
この払い出しとは何かというと、
フレッツVPNワイドを開設すると、開設したタイミングで、ユーザーIDが自動的に発行されます。
そのユーザーIDには、それぞれ「払い出しIPアドレス」というものが割り当てられます。初期値は以下のようになります。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1699257008826-id6eWlvytH.png?w=1256&ssl=1)
この払い出しIPアドレスによって、
「端末型払い出し」か「LAN型払い出し」
かが決まります。
サブネットマスクが32ビットの255.255.255.255の場合を
「端末型払い出し」、
それ以外、例えば24ビット 255.255.255.0などを
「LAN型払い出し」と呼んでいます。
つまり、初期値では、端末型払い出し状態だということです。
これを変更するためには、サービス情報サイトへアクセスし、カスタマコントロールと呼ばれるところで、払い出しIPアドレスを編集します。
32ビットマスクでは、1つのIPアドレスしか払い出さないので、端末1台分ということで端末型、後者は、例えば、192.168.10.0/24であれば、192.168.10.xxというネットワークアドレス帯で利用できるので、
LAN型と呼んでいるのだと思います。
具体的に、フレッツVPNワイドをどうネットワーク設計していくかは、こちらの記事をご覧ください。
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