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この記事では、ヤマハルーター冗長化機能であるVRRPの設定をご紹介します。
今回の検証構成は、RTX830とRTX810を使い、それぞれPPPoEでインターネットに接続します。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1694485435012-wBViHHcSYk.png?w=1256&ssl=1)
IPアドレスはRTX830が192.168.1.1、RTX810が192.168.1.210とします。RTX830とRTX810でVRRPの機能を有効にします。
VRRPは、同じLANセグメントに存在する複数のVRRPルーターから1台の
仮想ルーターを自動的に構成するプロトコルです。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1694485530549-TiViYsS6Ho.png?w=1256&ssl=1)
全てのVRRPルーターは、同一の仮想IPアドレスを共有するので、
仮想IPアドレスをデフォルトゲートウェイとして使用することで、
デフォルトゲートウェイの冗長化を実現できます。
この検証構成において、仮想ルーターのIPアドレスは192.168.1.254。
LAN側に設置するパソコンのデフォルトゲートウェイおよびDNSサーバーのIPアドレスの設定を、192.168.1.254で設定します。
仮想ルーターはマスタールーターとバックアップルーターで構成され、マスタールーターとなるのは、プライオリティが最も値の大きいルーターです。
今回の検証では、RTX830をRTX810よりも大きなプライオリティの値を設定して、まずはマスタールーターとします。
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通常時、端末から仮想ルーターへの実際のパケットはマスタールーターであるRTX830に転送されます。
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マスタールーターがダウンしたとき、バックアップルーターがマスタールーターに昇格し、実際のパケットは、今回の構成で言えば、RTX810に転送されます。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1694605291467-63KdEFU4kZ.png?w=1256&ssl=1)
実際のコマンド設定ですが、RTX830、RTX810にそれぞれこのようなコマンド設定を実施します。
続きはnoteの記事で
![](https://i0.wp.com/www.noblehero.jp/wp-content/uploads/2023/10/udemyコマンド設定リンク用.png?resize=685%2C171&ssl=1)
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