
以前にNTTホームゲートウェイとバッファロールーターの機器構成パターンについて記事にしました。
大きくパターンを分けると、インターネット接続設定をホームゲートウェイにするかバッファロールーターにするかの2パターンあって、

さらに、ホームゲートウェイにインターネット接続設定した場合、
バッファロールーターをアクセスポイントモードにするかルーターモードにするかのパターンがある。という内容を書きました。

では、NTTホームゲートウェイとヤマハルーターを接続する場合は、
どうなるでしょうか?

NTTホームゲートウェイとヤマハルーターを接続する場合、
インターネット接続設定は、ヤマハルーター側にするのが当たり前と言えます。というのも、ヤマハルーターは業務用ルーターであり、NTTホームゲートウェイよりも高性能です。最も価格の安い小規模オフィス向けのNVR510でも、定価では7万円以上します。
そのような高価なルーターを購入して、NTTホームゲートウェイにインターネット接続設定して、その下部にヤマハルーターを接続して、ただルーティング設定して利用するなどは、基本的にあり得ないです。

したがって、物理的には、NTTホームゲートウェイのLANポートに、ヤマハルーターのWANポートをLAN配線してつなげ、ヤマハルーターにインターネット接続設定をすれば良いです。NTTホームゲートウェイに特別な設定変更を加える必要は基本的にはありません。
ただし、ヤマハルーター設置前に、NTTホームゲートウェイにインターネット接続設定をして、利用していた場合は話は別です。

NTTホームゲートウェイのインターネット接続設定を解除して、
ヤマハルーターのインターネット接続設定する必要があります。
プロバイダのPPPoEプランの設定がされていれば、NTTホームゲートウェイは、PPPランプが点灯しています。
NTTホームゲートウェイにログインして、PPPoEの設定を削除して、
その後、ヤマハルーターにPPPoE接続設定をします。
NTTホームゲートウェイのPPPランプが点灯していないのに、
インターネットが利用できる場合は、2パターンあって、
1つは、GoogleやYoutubeは参照できるが、Yahooなど多くのWebサイトが参照できないパターンと、

もう1つは、Yahooなども含めてWebサイトが自由に参照できるパターンです。
その光回線は、いずれもプロバイダのIPoEプランを契約しています。
いずれもIPv6では通信ができるので、IPv6に対応したGoogle とYoutubeは参照できるのです。
そして、後者は、NTTホームゲートウェイには、IPv4 over IPv6設定がされていると考えられます。
NTTホームゲートウェイのIPv4 over IPv6対応化は、フレッツ・ジョイントという仕組みで実現しています。
その場合のIPv4 over IPv6設定を無効にしないと、ヤマハルーターにIPv4 over IPv6の設定をしても、正常動作しません。

NTTホームゲートウェイのIPv4 over IPv6設定を無効化する必要があります。

その方法については、以下の記事を参考にしてください。
ただし、すべてのIPoE契約で、上記の無効化の方法が利用できるわけではありません。場合によっては、プロバイダに連絡して、状況を説明して解除してもらう必要もあります。
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