GoogleとYoutubeは見れるのだけど、他のサイトが見れません。
という相談を受ける場合があります。
そのような現象がなぜ起こるかというと、IPv6のインターネットとの通信は可能で、IPv4のインターネットとの通信ができない状態になっているからです。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1716086484793-y8rF7Ooqf7.png?w=1256&ssl=1)
GoogleとYoutubeは、IPv6に対応しているので、
IPv6でのインターネット通信ができれば、表示させることが可能です。
それに対して、YahooなどのサイトはIPv4でしか表示させることができないので、IPv6でのみ通信ができる状態では表示させることが出来ません。
最近は、IPv6にも対応したWebサイトは増えてきていると思いますが、
まだまだ、IPv4でしかみれないサイトが大多数ではないかと思います。
もし、上記のような現象が起きた場合、IPv6ではインターネットと通信ができているので、利用回線で、いわゆるIPoEプランでプロバイダと契約をしているということになります。
その契約回線で、IPv4のサイトも参照するためには、
IPv4 over IPv6機能を持ったルーターを設置して、
IPv4 over IPv6の設定をしてあげる必要があります。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1716087497292-HtTAc0VR3J.png?w=1256&ssl=1)
逆に言うと、IPv6インターネットを参照するためには、
ルーターなどを用意しなくとも、パソコンでIPv6が設定できれば良いということになります。
ONU(回線終端装置)に直接、パソコンを接続すれば、
IPv6でのインターネットが参照できます。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1716087742734-4GyCB4sP3L.png?w=1256&ssl=1)
ただし、ひかり電話契約ありのフレッツ光回線の場合、
基本的には、ひかり電話を利用するためにホームゲートウェイなどのVoIPアダプタが設置されますので、その場合は、ホームゲートウェイのLANポートにパソコンを接続する必要があります。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1716087769246-tysi4GH7te.png?w=1256&ssl=1)
ひかり電話契約ありなしによるIPv6配布方式の違いについては、
以下をご参照ください。
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