![](https://i0.wp.com/www.noblehero.jp/wp-content/uploads/2023/10/有料noteヤマハルータ―関連まとめ2.png?resize=1024%2C250&ssl=1)
この記事では、ヤマハルーターでのフレッツ・v6オプションを使用した
L2VPNであるL2TPv3の設定についてご紹介しようと思います。
L2TPv3での拠点間VPNを実現することで、2つの拠点は、L2ネットワークとして通信が可能となります。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1711160079385-mrZROQRSPt.png?w=1256&ssl=1)
つまり上記の図のように、同一IPアドレス帯でのネットワークを構築することが可能です。
この状態は、両拠点の端末が、1つのL2スイッチに接続されているのと同一の状態ということになります。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1711160211315-YCXx9tND77.png?w=1256&ssl=1)
今回は、両拠点のヤマハルーターを、フレッツ・v6オプションを使用して、
IPv6で拠点間VPNを構築する構成での解説します。
フレッツ・v6オプションとは、契約者間でのフレッツ網内でのIPv6での折り返し通信が可能になるサービスです。
フレッツ・v6オプションでは、ネーム機能というものが利用でき、IPv6アドレスをホスト名と紐づけることができます。
今回、設定する環境のイメージは以下の図のようになります。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1711161121152-y5Bgynpzr1.png?w=1256&ssl=1)
両拠点は、L2ネットワークでの通信が可能となるため、左側の拠点のDHCPサーバーが配布するIPアドレスを右側の拠点の端末で取得することが可能です。
また、右側に設置されているバッファロールーターを、左側の拠点のパソコンにインストールされたエアーステーション設定ツールより、検出することが可能になります。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1711161302010-oyOQMFCWv8.png?w=1256&ssl=1)
具体的な設定については、ヤマハ公式サイトに設定例が掲載されています。
【設定例7:2拠点間でのL2TPv3/IPsecを用いたL2VPNの構築(NGN網内折り返し、フレッツ・v6オプション契約使用)】の設定例を参考にします。
この設定例7の構成図が以下のように掲載されています。
今回の検証構成とほぼ同一です。
![画像](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/img/1711161489348-ijiZclrkg8.png?w=1256&ssl=1)
ネームで設定するホスト名は、実際のホスト名に置き換えて考える必要があります。ネーム設定については、ネームについて以下の記事でご確認下さい。
掲載されている設定例configを、ほぼそのまま利用して構築することが可能ですが、単純に設定例configを適用すると、少し不都合が起こる部分がありますので、そのあたりを補足説明します。
ヤマハルーター2の設定例については、ネーム(ホスト名)部分
XXX.p-ns.flets-west.jpを実際の環境に合わせて書き変えます。
続きは、以下の記事をご覧ください。
![](https://i0.wp.com/www.noblehero.jp/wp-content/uploads/2023/10/有料noteヤマハルータ―関連まとめ2.png?resize=1024%2C250&ssl=1)
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