この記事では、ヤマハルーターのセカンダリーIPアドレスの
活用例をご紹介します。
セカンダリーIPアドレスとフィルタ設定を組み合わせることで、
NVR510などポートベースVLAN機能のないヤマハルーターでも、
似通ったことが可能になります。
※VLANとまったく同じということではないです。
通常、ヤマハルーターのLAN側には、IPアドレスが1つ割り当たっています。デフォルトでは、192.168.100.1がLAN側IPアドレスとして設定されています。
それとは別に2番目のIPアドレスとして割り当てられるのがセカンダリーIPアドレスと言います。例えば、192.168.20.1/24とセカンダリーIPアドレスを割り当てることができます。
セカンダリーIPアドレスに対して、もともと設定されているLAN側IPアドレスをプライマリーIPアドレスと言います。
下図は、構成例になります。
例えば、営業部は、プライマリーIPアドレス帯(192.168.100.0/24)のネットワークを使い、DHCPでIPアドレスが割り振られるようにして利用し、技術部は、セカンダリーIPアドレス帯(192.168.20.0/24)のネットワークを利用し、技術部の端末には、固定で192.168.20.XのIPアドレスを設定します。
このように2つのネットワークアドレス帯を利用することで、
営業部のネットワークからは、技術部のネットワークへアクセスできないフィルター設定をしたり、NVR510へtelnetできるのは、技術部ネットワークからだけという制限が出来たりします。
具体的な設定手順などはコチラの動画をご覧ください。
コメント