ヤマハルーターRTX1300新機能 フレキシブルLAN/WAN

2022/9/6(火)に、ヤマハルーターの新機種RTX1300の
お披露目会的なものに参加してきました。

東京豊洲のScskさんの事務所のセミナールームでの開催でした。

ツイッターなどのいわゆるSNSで、告知することで参加者を募ったそうです。

ツイッターで、
#0906RTX1300
検索することで、会場の様子などが見れますので、
興味にある方は、見てみてください。

新機能の紹介などがあったのですが、その中で
私がとても興味を持ったものが、フレキシブルLAN/WAN機能です。

「フレキシブルLAN/WAN機能」って、なんだ?
聞いたことないぞ。と思われたかもしれませんが、
それもそのはず、このフレキシブルLAN/WAN機能とは
今回RTX1300に盛り込まれた、オリジナルな新機能だからです。

「フレキシブルLAN/WAN機能」
従来固定されていたLANインターフェースの物理ポート構成を変更できる機能のことです。

具体例で説明した方がわかりやすいと思いますので、
例えば、RTX1220であれば、
LAN1は8ポート
LAN2,LAN3がそれぞれ1ポートと固定されて決められています。

それに対して、RTX1300は、デフォルトでは、
同じように、LAN1,LAN2,LAN3と決まっているのですが、

これを設定により、構成を変更することができます。

上図の例でいえば、ポート1のみをLAN1とし、
ポート2~4はLAN2 ポート5~8はLAN3としている例です。

そして、驚くべきことに
もともとのLAN1とLAN3を同一のLANにすることもできます

この図のようなイメージです。

ポート9とポート10は、10Gに対応しているポートで、
それぞれ2つずつありますが、排他的に利用できるもので、
片方を利用したら、もう1方は利用できないというものです。

上図のAが、LANポートで、
Bが光ファイバーケーブルで接続可能なSFPプラススロットになります。

なので、フレキシブルLAN/WAN機能を利用することで、10G回線を利用したインターネット接続を利用し、社内ネットワーク側も10G対応スイッチを用意することで、LAN/WAN両方の高速化が実現します。

さらに、ポート1をバックアップ回線接続用にするなど柔軟な構成が可能になります。

具体的な設定は、WebGUI画面より可能で、
【詳細設定】の【LAN】に、【フレキシブルLAN/WAN】の項目があり
そこから、非常に簡単な操作で、構成変更が可能でした。

RTX1300が手元にあれば、実際の画面を紹介できるのですが、お見せ出来なくて残念です。

また、NATセッション数25万と大幅にアップしましたので、ヘビーユーザのヤマハルーター利用者の方は、既存ルーターをRTX1300に置き換えることで、より快適な環境になりうると思います。

さて、RTX1300に関するオンラインセミナーが、
2022年9月16日に予定されています。

さらに詳しくRTX1300について知りたい人にはとてもお勧めな
イベントになるかと思います。

リンクは、下記に掲載しておきます。

ヤマハネットワークエンジニア会(YNE)
ヤマハネットワークエンジニア会は、ヤマハネットワーク機器を取り扱うエンジニアが会員として集い、会員同士および会員とヤマハが交流し、様々な情報交換が行えるソーシャル・ネットワーキング・サービスです。

この記事の内容を 動画にしました。

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