IPoEとPPPoEの併用。PPTPを使用したVPN拠点間接続とL2TP/IPSecリモートアクセスの設定手順①

今回、タイトルにあるような構成で、ヤマハルータの設定を行ってみたので、
設定手順を詳しくご案内したいと思う。

図では以下のような感じになる。

通常のインターネットへのアクセスは、遅延が少ないIPoEを使い
VPN拠点間接続やリモートアクセスVPNについてはPPPoE側を使う。

図のRTX830の設定は、IPoE部分はコマンドで行い。
PPPoE周りの設定はWeb設定画面にて行った。


コマンド設定とWeb設定画面での設定を混在させると
意図しない設定などが行われ、正しく設定されないことになりがちだが、
その辺は、少し工夫して行ったので、参考にしてもらえればと思う。

IPoEの契約は、OCNなので、ヤマハサイトの設定例の以下を参考にした。

OCNバーチャルコネクト対応機能

まずはRTX830にコンソールケーブルを接続し、Teratermでログインする。

ヤマハルータを扱う人は、コンソールケーブルを持っていると何かと便利だ。

Teratermでログインしたら、とりあえず初期化を行う

cold start コマンドで初期化が行える

初期化後、再起動され、show configで設定を確認すると

デフォルトの設定が何行かされているので、これもひとまず消して

いったん空にする。

既存設定を消すには、設定行にnoを頭につけて実行する。

例)

no ip lan1 address 192.168.100.1/24

具体的な設定について、次のブログに続きを書きます。

手順を動画でまとめました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました