2月16日(土)の日経新聞の記事に、
「日本の光通信速度、23位に転落」という記事が掲載された。
記事には、ボトルネックは、NTT東西の接続装置だ。とある。
この接続装置とは、いわゆるPPPoE接続のための装置だ。
この部分の設備増強は、ネット接続事業者(プロバイダ)の申請により
NTTが利用状況をみて行われる。
つまりプロバイダが自由に設備を増強できないので、
回りくどいことになっていると言える。
最近はやりのIPoE IPv6接続によるインターネット接続は、
ボトルネックとなっている接続装置を経由せずに、
インターネットにアクセスできるので、
結果、遅延が起こりづらい。
IPoE接続の場合のインターネット接続部分の設備は、
VNE事業者といわれる企業が、自身の判断で増強できる。
ほとんどプロバイダで、IPoE IPv6の接続サービスを
提供可能となってきているが、多くの場合、
VNE事業者の2次提供をしている。
例えばIIJであれば、VNEとしてインターネットマルチフィード株式会社
を利用している。
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