NTTが提供している閉域網のVPNサービス VPNワイドには、
後継のサービスであるVPNプライオというサービスがある。
VPNワイドは、PPPoEで接続しているが、
VPNプライオは、IPv6によるIPoEにより拠点間通信を可能にしている。
PPPoEを使っていなので、PPPoE接続装置の混雑による
遅延が発生しないので高速での通信が可能だ。
サービス提供当初は、光回線の種類が、
ギガライン、プライオ1、プライオ10というもので
なければならなかったが、現在は、光ネクスト ハイスピードタイプ
などでもVPNプライオの利用が可能だ。
上記に書いたように接続方式自体が違うので、
光回線の種類をギガに変えなくとも、ある程度の高速化は
期待できると思う。
回線をプライオ1、プライオ10にすると、
帯域優先という機能が利用可能となる。
この通信だけは遅延してもらっては困るというものを優先させて
通信させることが可能になる。
ちなみに、帯域優先させられる通信は、あくまで拠点間
通信だけなので、インターネットへの通信を優先する
ことは出来ない。
月額利用料金は、VPNワイドが1800円に対して、
7000円となるので、結構高くなる。
VPN装置であるCPEが、月額料金に含まれてレンタルされる。
コメント