ひかり電話ルータのPPPoE(IPv6)接続

昨日の記事の後半に、NTTのひかり電話ルータがPPPoE(IPv6)接続機能

があること、そして、その接続設定が自動で行われることがあることを

書いた。

PPPoE(IPv6)の自動設定がされる条件として、

プロバイダ側が、PPPoE(IPv6)のサービスを提供していること、

ひかり電話ルータの自動設定による接続に対応していることなどがある。

すでに、PPPoE(IPv4)での接続設定がされている

ひかり電話ルータで、その自動設定は行われるのだが、

ユーザ側は、意識せずに設定されるため、思わぬトラブルになることが

ありうる。

というのも、NTTのフレッツ光の基本契約では、その回線で使用できる

PPPoEに接続は、2セッションまでという制限がある。

もし3セッション目の設定が必要な場合は、セッションプラスという

契約を追加する必要がある。

さて、ひかり電話ルータのPPPoE(IPv6)自動接続設定の話に戻るが、

この自動設定により、もともと接続していてPPPoE(IPv4)の接続と

合わせて、合計PPPoE接続が2セッション消費されることになる。

この2セッションだけであれば、フレッツ光の基本契約範囲なのだが、

例えば、インターネット接続用ルータとは別に、VPNワイド用ルータなどで、

PPPoEセッションを使っていたりすると、合計で3セッションとなってしまい、

ルータの再起動のタイミングなどで、ひかり電話ルータが2セッションを先に

使ってしまい、VPNワイド分のセッションがなくなってしまい、結果拠点間通信

ができないなどという事態になる可能性がある。

ひかり電話ルータで2セッション使っているかどうかは、

ひかり電話ルータの筐体のPPPランプがオレンジ色になっていることで

確認できる。

もし、そのようなトラブルに遭遇したら、

ひかり電話ルータにログインし、PPPoE(IPv6)の接続を停止するか、

停止したくない場合、月額300円のセッションプラスの追加契約が必要

となる。

それでは、また!

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